MLBは7日、3月15日から始まる「MLB Tokyo Series presented by Guggenheim」のチケットに関して、転売サイトなどで高額出品される事案のチケットを無効とする措置を取ることを7日に発表しました。

本シリーズは、3月18日、19日に東京ドームで開催されるカブス対ドジャースの開幕戦で、ドジャースは山本由伸投手、カブスは今永昇太投手が開幕投手を務めることが決まっていて、大谷翔平選手、佐々木朗希投手、鈴木誠也選手らの出場も期待されています。

現地で観戦するための開幕戦のチケットは販売開始早々にアクセスが殺到し購入ページにいくまでに25万人待ちが発生するほどの人気ぶりとなっていました。

プレミアムチケットのためMLBはチケットが転売サイトなどに高額出品される事案が相次いでいるとし、転売サイトなどでチケットの出品や購入をやめるよう2月26日に注意喚起を行っていました。

読売新聞社及び日本野球機構は、転売サイトの運営会社から出品者情報の開示を受けるなどして調査を進めました。その結果、3月15日に行われるカブス対阪神のプレシーズンゲームで4席、3月18日のカブス対ドジャースの開幕戦で4席が該当しました。

検討した結果、該当するチケットについて無効とする措置を取ることを発表。当該チケットを転売サイトなどで購入した方の入場はお断りするとしました。

引き続き、転売が確認されたチケットは無効にするとしていて、改めて転売の禁止をアナウンスしています。