プロ野球・巨人の大城卓三選手が日テレジータスのインタビューに応じ、「キャッチーがいっぱいいますが、アピールしていきたい」などと語りました。

昨年はファーストとの併用が多くなった大城選手。打撃不振も相まって、出場試合数は「96」と100を割る形となり、打率は.254、本塁打3に打点は27という数字でした。

「2023年より成績が落ちましたし、個人としては反省が多く、『もっとチームの力になれたな』とか、不甲斐ないシーズンでした。特に打撃面で全体的に数字落ちたので、そこは大いに反省するところです」と語った大城選手。去年は3捕手併用で運用されていましたが、今季はソフトバンクから甲斐拓也選手も加入することになり、大城選手としては踏ん張りどころです。

「そういう勝負の世界。自分も負けないようにしっかりアピールしたい。キャッチーがいっぱいいますが、アピールしていきたいです。（甲斐選手は）日の丸を何回も背負っているとてもいいキャッチャーなので、切磋琢磨（せっさたくま）･･･強力なライバルが来ましたけど、負けずに頑張りたいです」

このオフには社会人時代の先輩であるDeNAの戸柱恭孝選手と自主トレを敢行。「原点に戻って、もう一回振ること、投げること、走ることを全力で」をテーマにしたということです。意識している数字はすべてにおいての「キャリアハイ」。長打はもちろん、接戦続きで踏ん張ってきてくれたピッチャー陣を楽にするためにも「チャンスの場面とか、いい場面で一打が打てるように頑張りたい」と意気込みました。