◇プロ野球パ・リーグ 楽天3-0日本ハム(21日、秋田)

3連敗中の楽天は秋田で日本ハムと対戦。先発・則本昂大投手は地元・秋田でのがい旋登板となった日本ハム・吉田輝星投手との投げ合いを制し3-0で勝利、連敗を3でストップしました。

則本投手は7回途中まで投げ114球、被安打3、奪三振5、無失点の好投。今季5勝目をあげました。

ホーム開催にもかかわらず、吉田投手のがい旋登板ということもあり「ぼくたちより彼のほうが歓声を浴びていたので、ビジターかなと思ったんですけどいい緊張感で投げることができました」と振り返りました。

▽以下、則本投手のヒーローインタビュー

――7回途中まで無失点。今日の投球はいかがでしたか？

「今日は全然良くなかったですけど、年下ですけど頼りになる後輩(太田光選手)が引っ張ってくれたので、良かったと思います」

――今日は日本ハム・吉田輝星投手との投げ合い。試合の入りの部分はどんな思いでしたか？

「ぼくたちより彼のほうが歓声を浴びていたので、ビジターかなと思ったんですけどいい緊張感で投げることができました」

――4回以降はほとんどランナーを出さない投球に変わりました。何がいい方向に変化しましたか？

「配球、自分の投球フォームも含めてうまく切り替えることができたかなと思います」

――そしていいところで相棒・太田選手のタイムリーが出ました。

「珍しいクリーンヒットだったので、なんとか2人でお立ち台のぼりたいと思って頑張りました」

――101勝目となりました。これをどうつなげていきたいですか？

「とにかくこれまで通り自分らしい投球をして、少しでも勝ちをつかみ取っていけるように投げたいと思います」

――最後に秋田のファンの皆さんに一言

「5年ぶりの開催で5年ぶりの秋田での勝利を飾ることができたので、今後この球場で試合する時は必ず勝ちます。仙台にも足を運んでぼくたちに力を貸してください。よろしくお願いします」