先月末、都内で一般男性の救命処置を行った巨人の会田有志コーチに感謝状が手渡されました。

６日午後、日本橋消防署から消防総監感謝状を贈呈されたのは巨人の会田有志３軍投手コーチです。会田コーチは先月末、都内の馬喰横山駅構内で心肺停止状態になった７０代男性を胸骨圧迫による心肺蘇生法やＡＥＤを用いて救命。冷静な判断や的確な救命処置の行動に対して感謝状が贈られました。

会田有志コーチ「大変光栄なことに思います。でも何よりも倒れた男性の方の救命処置ができたこと、それが自分の中で一番大切なことだと思うので、そちらの方が自分の心の中では大変うれしく思っています」

実は、ＡＥＤの使い方など、人命救助に関する講習を毎年受け、常にあらゆる想定や準備ができていたという会田コーチ。「手を差し伸べることは誰にでもできる」と、勇気を持って救助に取り組む大切さを呼びかけました。

会田有志コーチ「皆さんの中でも大切な人というのは必ずいると思います。（ＡＥＤは）実際使ってみるとスイッチを入れるだけで、あとは指示をしてくれるので、誰でもできるということがみんなにわかって頂ければ大変うれしく思う」