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開幕から1か月“侍ジャパン戦士”の成績は?【投手編】 ロッテ・佐々木朗希を筆頭に各球団のエースが存在感

2023年5月2日 6:10
開幕から1か月“侍ジャパン戦士”の成績は?【投手編】 ロッテ・佐々木朗希を筆頭に各球団のエースが存在感
左から順に巨人・戸郷翔征投手、ロッテ・佐々木朗希投手、DeNA・今永昇太投手
開幕から1か月が経過したプロ野球WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で世界一に輝いた侍ジャパン投手陣が、それぞれのチームでも輝きを放っています。

大注目は、WBCで準決勝を含む2試合に先発登板した佐々木朗希投手。今季初登板となった4月6日の日本ハム戦では6回無失点で勝利投手に輝くと、その後も無失点投球を続け、自身3連勝を飾っています。

28日のオリックス戦では今季初めて得点を許し、連続無失点は20イニングでストップしますが、5回には大谷翔平選手に並ぶ日本人最速タイの165キロをマーク。日本中を沸かせました。

WBC組で最も遅い4月21日に今季初登板を迎えたのはDeNA・今永昇太投手。8回無失点で勝利を挙げると、次の試合でも7回無失点。ここまで2勝、15イニング連続無失点と首位を走るチームのエースとして投手陣を引っ張っています。

ほかにも、巨人の戸郷翔征投手は4試合に投げ3度のクオリティースタートを記録。防御率2.03と安定感のある投球でリーグトップタイの3勝を挙げています。

一方、WBCでは中継ぎとして3試合に投げ無失点に抑えた日本ハムの伊藤大海投手が0勝3敗、防御率5.82と苦しんでいます。今季初登板となる4月5日のロッテ戦では、勝ち投手とはならなかったものの5回3安打無失点の好投。しかし、前回25日のオリックス戦では5回途中6失点でノックアウトされるなど、自身3連敗を喫しています。

◇以下、侍ジャパンメンバーの今季成績
【セ・リーグ】
今永昇太投手(DeNA)2試合 防御率0.00 2勝0敗

湯浅京己投手(阪神)7試合 防御率0.00 0勝0敗2H5S

高橋奎二投手(ヤクルト)4試合 防御率2.14 2勝2敗

戸郷翔征投手(巨人)4試合 防御率2.03 3勝1敗

大勢投手(巨人)7試合 防御率2.57 0勝0敗1H3S

高橋宏斗投手(中日)4試合 防御率3.27 1勝3敗

【パ・リーグ】
宮城大弥投手(オリックス)3試合 防御率3.52 2勝0敗

山本由伸投手(オリックス)4試合 防御率1.78 2勝2敗

山﨑颯一郎投手(オリックス)11試合 防御率2.31 0勝0敗7H

宇田川優希投手(オリックス)9試合 防御率1.17 0勝0敗7H

佐々木朗希投手(ロッテ)4試合 防御率1.00 3勝0敗

松井裕樹投手(楽天)7試合 防御率0.00 1勝0敗1H4S

伊藤大海投手(日本ハム)4試合 防御率5.82 0勝3敗