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【ラグビーW杯】大会連覇を目指す南アフリカは先発14人入れ替え ルーマニアから連勝なるか

2023年9月16日 16:30
【ラグビーW杯】大会連覇を目指す南アフリカは先発14人入れ替え ルーマニアから連勝なるか
ラグビーW杯連覇を目指し初戦を白星スタートした南アフリカ代表(写真:AP/アフロ)
世界の列強20カ国がフランスに集結し、同国各地で目下開催中の楕円球の祭典、ラグビーワールドカップ(W杯)。前回2019年の日本大会に続いての優勝を狙う世界ランキング2位(9月11日現在)の南アフリカ代表「スプリングボクス」にとって、今大会初戦スコットランド戦の18-3での勝利は、連覇に向けて好発進と言える試合になりました。勝ち点4を獲得し、強豪ひしめくプールBで2位につけています。

9月17日の2戦目、ルーマニアとの一戦は1戦目から先発15選手中14選手を入れ替えて臨みます。1戦目でFB(フルバック)として先発したダミアン・ヴィレムセ選手はSO(スタンドオフ)にコンバート。HO(フッカー)ボンギ・ムボナンビ選手はリザーブから先発へ回りゲームキャプテンを務めます。

日本の静岡ブルーレヴズで活躍中のFL(フランカー)クワッガ・スミス選手、かつて日本でプレーしたNO8(ナンバーエイト)ドウェイン・フェルミューレン選手、WTB(ウイング)マカゾレ・マピンピ選手、FB(フルバック)ウィリー・ルルー選手などおなじみのプレイヤーが今大会初先発を飾り、連勝を目指します。

一方「オークス」の愛称で知られる同19位のルーマニアは、今大会1戦目のアイルランド戦で82-8と完敗。立て直しを図る南アフリカ戦の中心的役割を担うのは、フィジカルやメンタルなどあらゆる面でチームの支柱として活躍するNO8クリスティ・キリカ主将です。アイルランド戦で先制トライを含む8得点を挙げたSH(スクラムハーフ)ガブリエル・ルパヌ選手、司令塔のSOヒンクリー・ヴァオヴァサ選手、ニュージーランド出身のパワフルなCTB(センター)ジェイソン・トメイン選手らのパフォーマンスにも注目です。

南アフリカは世界的HOマルコム・マークス選手が負傷し、今大会の残り試合の欠場が決定したばかり。大きな影響を与えそうな戦線離脱を払拭するような快勝なるか、それともルーマニアが一矢報いるか、必見の一戦となりそうです。
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