【ラグビーW杯】巻き返しを図るニュージーランド D・マッケンジーがW杯初出場 ナミビアから勝ち点5獲得目指す
勝ち点5獲得目指すニュージーランド代表(写真/齋藤龍太郎(楕円銀河))
◇ラグビーワールドカップ2023フランス大会 プールA ニュージーランドvsナミビア(日本時間16日、スタジアム・ド・トゥールーズ)
早くも世界各国で盛り上がりを見せているラグビーW杯2023。大会最多タイの3回の優勝を誇り、世界のラグビー界のトップに君臨してきたニュージーランド代表「オールブラックス」は、日本時間9月9日(土)の開幕戦に登場しました。
しかし、同じプールAの開催国フランスと対戦して27-13で敗れ、全10大会で初めてのプール戦黒星。前回2019年大会の1試合中止を挟んでのプール戦連勝記録は31で止まりました。
好発進を逃したニュージーランドですが、世界ランキング4位(9月11日現在)の強豪として今大会の目標はあくまでも優勝、単独最多の4度目の栄冠です。そのためにも16日(土)の今大会2戦目にあたるナミビア戦は、4トライ以上で得られるボーナスポイントを含む勝ち点5の獲得が欠かせない一戦となります。
そのキーマンとなるのが、前回大会への出場をほぼ手中にしながら直前の右ひざの負傷で逃したSO(スタンドオフ)ダミアン・マッケンジー選手です。2022年にはリーグワンの東京サンゴリアスでも活躍し、キレのあるランとステップ、そして正確無比なキックで日本のファンを沸かせました。プレースキックで笑顔を見せる独特のルーティンから「微笑みの貴公子」の異名を取るオールブラックスの司令塔が、ついにW杯デビューを果たします。なお、ゲームキャプテンは1戦目に続きNO.8(ナンバーエイト)アーディー・サヴェア選手が務め、FBボーデン・バレット選手らとともに2戦連続で先発します。
対するは同21位、7大会連続7回目の出場となるナミビアです。「ヴェルヴィッチャース」の愛称で知られ、アフリカ大陸では隣国の南アフリカに次ぐ地位を保っていますが、大会通算成績は今大会初戦のイタリア戦を含め0勝23敗(加えて引き分け扱いの中止1試合)とまだ勝利をあげることができていません。ニュージーランドにも2015年大会では14-58、2019年大会では9-71と連敗中ですが、かつて母国南アフリカや神戸製鋼(現コベルコ神戸スティーラーズ)、キヤノン(現横浜キヤノンイーグルス)を指揮したアリスター・クッツェーHC(ヘッドコーチ)の下、着実に強化を進めてきました。
フランス2部でプレー中の"地の利"を活かしたいCTB(センター)ヨハン・デイゼル主将をはじめ、HOトルステン・ファン・ヤースフェルト選手、SHダミアン・スティーヴンス選手ら過去2大会に出場した経験値の高い選手を中心に、ラグビー界随一の強豪へ立ち向かいます。
早くも世界各国で盛り上がりを見せているラグビーW杯2023。大会最多タイの3回の優勝を誇り、世界のラグビー界のトップに君臨してきたニュージーランド代表「オールブラックス」は、日本時間9月9日(土)の開幕戦に登場しました。
しかし、同じプールAの開催国フランスと対戦して27-13で敗れ、全10大会で初めてのプール戦黒星。前回2019年大会の1試合中止を挟んでのプール戦連勝記録は31で止まりました。
好発進を逃したニュージーランドですが、世界ランキング4位(9月11日現在)の強豪として今大会の目標はあくまでも優勝、単独最多の4度目の栄冠です。そのためにも16日(土)の今大会2戦目にあたるナミビア戦は、4トライ以上で得られるボーナスポイントを含む勝ち点5の獲得が欠かせない一戦となります。
そのキーマンとなるのが、前回大会への出場をほぼ手中にしながら直前の右ひざの負傷で逃したSO(スタンドオフ)ダミアン・マッケンジー選手です。2022年にはリーグワンの東京サンゴリアスでも活躍し、キレのあるランとステップ、そして正確無比なキックで日本のファンを沸かせました。プレースキックで笑顔を見せる独特のルーティンから「微笑みの貴公子」の異名を取るオールブラックスの司令塔が、ついにW杯デビューを果たします。なお、ゲームキャプテンは1戦目に続きNO.8(ナンバーエイト)アーディー・サヴェア選手が務め、FBボーデン・バレット選手らとともに2戦連続で先発します。
対するは同21位、7大会連続7回目の出場となるナミビアです。「ヴェルヴィッチャース」の愛称で知られ、アフリカ大陸では隣国の南アフリカに次ぐ地位を保っていますが、大会通算成績は今大会初戦のイタリア戦を含め0勝23敗(加えて引き分け扱いの中止1試合)とまだ勝利をあげることができていません。ニュージーランドにも2015年大会では14-58、2019年大会では9-71と連敗中ですが、かつて母国南アフリカや神戸製鋼(現コベルコ神戸スティーラーズ)、キヤノン(現横浜キヤノンイーグルス)を指揮したアリスター・クッツェーHC(ヘッドコーチ)の下、着実に強化を進めてきました。
フランス2部でプレー中の"地の利"を活かしたいCTB(センター)ヨハン・デイゼル主将をはじめ、HOトルステン・ファン・ヤースフェルト選手、SHダミアン・スティーヴンス選手ら過去2大会に出場した経験値の高い選手を中心に、ラグビー界随一の強豪へ立ち向かいます。