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森重航 見据えるは8年後の五輪「札幌に決まってくれればうれしい」

2022年2月19日 22:08
森重航 見据えるは8年後の五輪「札幌に決まってくれればうれしい」
男子500m銅メダルの森重航選手 (写真:AFP/アフロ)
スピードスケート男子500mで銅メダルを獲得した森重航選手が会見に臨み、今後の目標、4年後、8年後に行われる冬季五輪について語りました。

これまで日本勢の活躍が多く見られた男子500m。実に3大会ぶりのメダルをもたらした森重選手。

「3大会ぶりというのは、本当に自分の中であまり想像できていないんです。けど、この日本男子が強いといわれている種目で4年に1度の舞台でメダルを取れたということにすごい誇りを持っていて、これからもこの誇りを持ってスピードスケートに取り組んでいきたいと思います」と語りました。

一方16位に終わった1000mについては、

「両種目とも臨む気持ちは同じで全力で取り組むということをしていたんですけど、500mは得意種目ということもあって、上位に食い込めた。1000mはまだまだ通用する練習というか、そういうのが必要だったのかなというふうに終わってみて思っています」

まだ21歳の森重選手。4年後、8年後のオリンピックについても質問が飛びました。

「今回オリンピックに出場して、具体的な目標だったり、雰囲気も味わえたので、4年後、8年後にはなるんですけど、まずは1年1年自分の力をつけていって、またこの舞台でもっともっと自信を持ってレースに臨めるように頑張っていきたい。

今回は表彰台、金メダルを目標にしていたけど、実際(銅メダルを)取ってみると驚きばかりで、また4年後8年後にはこれ以上の成績を本当に期待されると思うので、その期待に応えられるように4年間かけてやっていければなと思っています」と、今大会以上の活躍を誓いました。

北海道出身の森重選手は2030年の冬季五輪には札幌が招致している点について触れられると、「札幌五輪に決まったら、本当にそこに向けてそこまでスケートを続けたいなって思っているので、札幌に決まってくれればうれしいです」と心待ちにしていました。
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