◆北京五輪・大会15日目(2月18日)スピードスケート・男子1000m

スピードスケート・男子1000mが行われ、日本からは森重航選手、小島良太選手、新浜立也選手が出場しました。

12日に行われた男子500mで銅メダルを獲得した森重選手はスタートから快調な滑りを見せましたが、終盤に失速してしまい1分09秒47で全体16位という結果となりました。

小島選手は1分09秒97で20位、新浜選手も1分10秒00で21位と日本勢のメダル獲得とはなりませんでした。

試合後、森重選手は「最初の200ｍの入りとその次の1周は本当にイメージ通りというか設定していたタイムでいけたんですけど。そこからの1周が本当に課題としていて、そこで今日はガクッと落ちてしまった」とレースを振り返りました。

4年後について聞かれると｢4年後は強い選手、金メダルを期待されるような選手になって帰ってきたい｣と意気込みを語りました。

◇以下、森重選手のコメント

――まずは今日の1000mを振り返っていかがでしょうか？

｢今日の1000mは、最初の200ｍの入りとその次の1周は本当にイメージ通りというか設定していたタイムでいけたんですけど。そこからの1周が本当に課題としていて、そこで今日はガクッと落ちてしまったので、まだまだ1000mに向けて課題ではあるかなと思っています｣

――500mで銅メダル。メディア対応など調整の難しさもあったと思いますが、そのあたりいかがでしょうか？

｢500m終わってちょっと気持ちの整理とかもあったんですけど、それも1000mにうまく切り替えられたと思っているので、気持ちの面ではしっかり今日の1000mに強く臨めたのかなと思っています｣

――改めて、オリンピックという舞台。非常に楽しんでいるように見えるのですがいかがですか？

｢500m、1000mともにレースというものを楽しめて、また準備も一緒に楽しんで出来たので、いい大会だったなと思います｣

――今回、収穫や驚いたことなどはありましたか？

｢500mではフライングあった中でも自分の集中力を切らさないでできたということが一つ大きな収穫で。1000mはそうですね、こういうリンクでちょっと足に来てしまったので、そういう点をまた今度改善していければなというふうに思ってます｣

――今日のレースでは新浜選手の方から歩み寄ってきてという場面もありましたが、どのようなお話をされたんですか？

｢今日は自分がすごくつらくて、すぐに靴脱げない状態であったんですけど、600(m)までは良かったよとか、上出来だったんじゃないかという話をしました｣

――また、今回のオリンピックでは、(天国の)お母様はどんな言葉をかけてくれそうですか？

｢まずは、お疲れ様というふうには言ってくれるのではないかなと思っています。また、オリンピックだけが全てではないと思っていて、これからも大会は続いていくので。母親だけでなく父親だったり、これからも頑張れというような言葉は言ってくれると思います｣

――最後にまたどんな選手になっていきたいか。また4年後もどうしても期待してしまうのですが、今後に向けてお願いいたします。

｢そうですね4年後は……今回は新星って言われている中で期待とかもありつつも、強い選手というわけではなかったので、4年後は強い選手、金メダルを期待されるような選手になって帰ってきたいなと思ってます｣