「今日は岩崎を使う予定なかったので、本当に助かりました」矢野監督 伊藤の完封を称賛
◇プロ野球セ・リーグ 阪神4-0巨人(22日、甲子園球場)
阪神は2回に、近本光司選手、大山悠輔選手、佐藤輝明選手のタイムリーで奪った4点を守り切り勝利しました。
投げては先発の伊藤将司投手がプロ初の完封勝ち。連勝で火曜日からの交流戦に挑みます。
◇以下、矢野燿大監督試合後インタビュー
――伊藤完封について
「すばらしかった、ゴロを打たす投球が(伊藤)将司のらしさ。そういうことがしっかりやりながら、今日は岩崎(優)を使う予定なかったので、本当に助かりました」
――久々の一軍登板
「プロでの経験は浅いですけど、いろんな経験を積んでここまできている選手なので。将司の能力。いつも将司らしく投げてくれるのは、やってくれている」
――打線がつながったと見ていたが
「もうちょっと点が取りたいですし、(大山)悠輔があそこで1点で終わったら嫌なところだったんですけど、もう1本出て流れが作れたのがあれが1番大きかった。あと、近本が出て動くとか相手にプレッシャーかけるのはいい形になるのでよかったと思います」
――近本選手が100盗塁。
「近本であれば当たり前もあるし、毎日出て行くということは体の疲れやケア、実力、力がないとできない。100はもちろんチカ(近本選手)の中で通過点だと思うし。近本が走る姿を楽しみにしているタイガーズファンや、子供たちもいると思うので、もっともっとランナーに出て、走る姿を見せてもらって200,300といってもらえたらと思います」
――長坂(拳弥)捕手について
「落ち着いて将司のリードもできていますし、最後に1本ヒットも出た。守り切る、昨日はしびれるような試合で、今日も無四球完封演出したのは (長坂)拳弥の力もあると思うので、すばらしかったと思います」
――来週からは交流戦
「まだまだチームの状態あげないと。なにかのきっかけに交流ができるように。そのためにまず勝ち越しができた。火曜日、思い切って全員で戦っていきます」