プロ野球・DeNAからメジャーのカブスへ入団した今永昇太投手の入団会見が13日、シカゴ市内のホテルで行われました。

今永投手は、「伝統のあるシカゴ・カブスに入団できるのをうれしく思うのと同時に、早くリグリー・フィールドのマウンドに立って投げたい」と喜びを表しました。

去年行われたWBC決勝のアメリカ戦では先発の大役も担い、世界一に大きく貢献しました。WBCでの経験について、「間違いなく自分がさらに成長したい、もっといい投手になれるはずだと思わせてくれる大会だった。その経験を経て、メジャーには自分の想像を絶するような能力を持った選手がたくさんいると興味を持ったし、そこで自分の力を存分に出したいという気持ちになった」と語りました。

また、WBCでともに戦った大谷翔平選手については、「連絡先は知っているが、僕から連絡するのは恐れ多くてというか、忙しいなというふうに思っているので」と、1学年後輩ながら、ドジャースと超大型契約を結んだ“スーパースター”に遠慮している事を明かしました。

それでも、「球場で会えるのが楽しみ。ドジャースとの日程も組まれているし、球場で話したいことがたくさんある。本当にアメリカトップの選手。でもこれからは同じ舞台でやりあえることを光栄に思って、自分の力を彼にぶつけていけたら」と全力勝負することを心待ちにしていました。