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戦力外から“4年ぶり”勝利 ソフトバンク・藤井皓哉 昨季は独立リーグ

2022年3月27日 18:30
戦力外から“4年ぶり”勝利 ソフトバンク・藤井皓哉 昨季は独立リーグ
4年ぶりに勝利投手となったソフトバンク・藤井皓哉投手
プロ野球パ・リーグ ソフトバンク6ー4日本ハム(27日、PayPayドーム)

日本ハムとの開幕3戦目で、5回途中から新加入の藤井皓哉投手が登板。1回3分の2を無失点に抑え、1軍で4年ぶりの勝利を飾りました。

14年に広島に入団し、その後20年オフに戦力外通告を受けた藤井投手。昨季は四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスで防御率1.12の好成績を残しました。

この活躍により昨年12月に育成選手としてソフトバンクに入団。今季のオープン戦では5試合で防御率1.50を記録し、開幕前に支配下選手登録を勝ち取りました。

この日は5回途中、1アウト満塁のピンチで登板すると、日本ハムの5番・ヌ二エス選手を三振、続く6番・佐藤龍世選手をサードゴロに打ち取り、見事無失点で切り抜けます。

その裏、今宮健太選手の内野ゴロの間に1点を勝ち越しに成功すると藤井投手は6回も続投。ランナーを一人も許さない安定した投球を披露しました。

勝利を呼び込む投球を見せた藤井投手は4年ぶりの勝利投手。満塁という緊迫した場面での登板にも、「いつも通り全力でやることを心がけた」という藤井投手。4年ぶりとなる一軍での勝利に、「4年も空いたので、初勝利のような感じです」と表情を緩ませました。

移籍後初のお立ち台で、ファンへ「毎日全力で頑張っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」とコメントしました。