野球解説者の赤星憲広さんが5日、日本テレビ「Going!Sports＆News」に出演し、自身が選ぶ日本シリーズMVPに阪神・森下翔太選手を挙げました。

ドラフト1位指名で入団したスーパールーキー森下選手。初出場となった日本シリーズでは全試合に「3番・ライト」でスタメン出場すると、歴代新人最多記録となる7打点をマーク。チームを38年ぶりの日本一へ導く活躍を見せました。

赤星さんは「勝負所での打撃が光りましたし、第5戦の宇田川投手から打った低めの難しいボールを逆転タイムリーにつなげたのはすごく大きかったと思いますね」と選出理由を説明しました。

第3戦、第4戦でタイムリーを放った森下選手は2勝2敗のタイで迎えた第5戦に輝きを放ちます。2点を追いかける8回に近本光司選手のタイムリーで1点を返すと、さらに森下選手がオリックス・宇田川優希投手から逆転の2点タイムリースリーベースを放ちチームを勝利に導きました。

シーズン開幕当初から「しっかりバットが振れる選手」と、赤星さんから高い評価を受けていた森下選手。この1年でチームには欠かせない存在へと成長を遂げました。