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巨人・原監督 9回痛恨失点の菊地大稀にエール「非常に成長株ですから・・・」

2023年7月2日 8:50
巨人・原監督 9回痛恨失点の菊地大稀にエール「非常に成長株ですから・・・」
失点した巨人・菊地投手をなぐさめる原監督(画像:日テレジータス)
プロ野球セ・リーグ 阪神3-0巨人(1日、東京ドーム)

巨人は菅野智之投手が7回1失点の好投をみせるも、阪神投手陣の前に完封負け。1点差の9回には3番手の菊地大稀投手が痛恨の追加点を献上。それでも原辰徳監督は24歳の右腕に期待の言葉を口にしています。

ケガで出遅れ今季3試合目の先発となった菅野投手。4回に大山悠輔選手に10号ソロを許しましたが、7回110球はいずれも今季最長と最多、阪神打線を1失点にしのぎました。この投球に原監督は「本人も手応えを感じていると思います」と、粘り強く投げた菅野投手を評価。

一方で「なかなか・・・0点ではね」と言及したのは打線。先発の伊藤将司投手には7回無得点で、この2シーズンは40イニングでわずか1得点と“天敵”に苦しめられています。

5回にはこの試合初めて先頭打者を出しましたが、8番・ショートでスタメンの北村拓己選手がダブルプレー。これには「本人の中で悔いのない打席を迎えたかどうか、本人のみぞ知るところでね。1ストライク2ボールというカウントでね、本人がどう考えているかでしょうね」と厳しい表情をのぞかせました。

また失点が許されない1点ビハインドの9回には2年目の菊地投手が登板。ここまで11試合連続無失点投球をしていましたが、ノイジー選手にタイムリーを浴びました。勝敗において致命的な追加点となってしまいましたが、マウンド上で原監督がなぐさめる場面が見られました。

これには「いい場面でね・・・、非常に成長株ですから。1点を取られましたけれど、また何か得たところはあると思います」と24歳の右腕の今後に期待を寄せるコメントを残しています。