阿部一二三 史上初のワンマッチを制し涙
柔道の男子66キロ級の東京五輪代表内定選手決定戦が13日、東京・講道館で行われ、阿部一二三選手(23)が丸山城志郎選手(27)を破り、代表に内定しました。
史上初めてとなる一発勝負で行われた試合は、4分間で決着がつかず、技のポイントが入った時点で勝負が決する延長戦へともつれこみます。開始から23分過ぎ、阿部選手が大内刈りを仕掛け、優勢勝ち。丸山選手との直接対決を制し、初めてのオリンピック代表の座をつかみました。
試合後、阿部選手は「僕を支え応援してくれたすべての方々に感謝したい」と涙ながらに語り、「ここがゴールではないので気を抜かず東京五輪で優勝することを一番に考えて取り組んでいきたい」と、五輪の舞台へ気持ちを新たにしました。
写真:アフロ