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【高校サッカー】Cゾーン流通経済大柏が5得点の快勝 注目のストライカー高岡伶颯擁する日章学園は2回戦で敗退

2024年12月31日 17:29
【高校サッカー】Cゾーン流通経済大柏が5得点の快勝 注目のストライカー高岡伶颯擁する日章学園は2回戦で敗退
全国高校サッカー選手権 Cゾーン
◇第103回全国高校サッカー選手権(2024年12月28日~2025年1月13日)

全国高校サッカー選手権が28日に開幕。31日には各地で16試合が行われ、Cゾーンでは2回戦4試合が行われました。

千葉の「流通経済大柏」は2大会連続出場となる「佐賀東」と対戦。前半13分にわずかな隙をついた流通経済大柏・FW山野春太選手が先制ゴールを決めると、31分にもゴール前の空いたスペースにMF和田哲平選手が走り込み、キーパーと1対1になるも落ち着いて得点を追加します。後半にもこぼれたボールをMF亀田歩夢選手が押し込むなど3点を追加。「5-0」で快勝しました。

4大会連続出場の熊本代表「大津」は「札幌大谷」と対戦。両者とも一歩も譲らずスコアレスで迎えた後半11分に試合が動きます。大津が連続でコーナーキックを手にすると、DF野口悠真選手が頭で押し込み先制。勢いにのった大津は後半20分にもMF舛井悠悟選手が高い位置までボールを運び、MF嶋本悠大選手が決め得点を追加しました。延長で札幌大谷の2年生・MF中村哲爾選手が自ら駆け上がり1点を返すも試合終了。大津がリードを守り勝利しました。

栃木の「矢板中央」は宮崎の「日章学園」と対戦。前半13分にロングスローからこぼれたボールをFW加藤神人選手が受けるとミドルシュートを決め、矢板中央が先制します。しかし1回戦でハットトリックを達成するなど注目の日章学園・FW高岡伶颯選手がこの日も躍動。25分にボールを受けたMF11有働嵩常選手がゴール前まで一気に駆け上がると、高岡選手がうまく足を合わせ同点に追いつきます。しかし後半20分。日章学園のロングスローを奪った矢板中央が一気にゴール。8分前に入ったFWの朴 大温選手と山下魁心選手の連係プレーで得点をあげ、そのまま勝利しました。

7大会ぶりの出場となった長野の「上田西」は、3大会連続出場の「徳島市立」と対戦。前半24分には上田西のFW松本翔琉選手が先制点をあげます。さらに38分にも再び松本選手が一気に抜けクロスを送ると、直前に交代で入ったFW高橋亮雅選手がファーストタッチでゴール。采配的中の上田西がリードを広げます。徳島市立も懸命にゴールを狙うも、上田西の厳しいガードでなかなか得点をあげられず。試合終了直前に藤川琉偉選手がゴールを決めるもそのまま試合終了のホイッスルがなり、上田西が勝利しました。

全国高校サッカー選手権大会 Cゾーン2回戦 4試合(12月31日)

◆県立柏の葉公園総合競技場
流通経済大柏(千葉) 5-0 佐賀東(佐賀)
大津(熊本) 2-1 札幌大谷(北海道)

◆フクダ電子アリーナ
矢板中央(栃木) 2-1 日章学園(宮崎)
上田西(長野) 2-1 徳島市立(徳島)
最終更新日:2024年12月31日 18:15