◇プロ野球セ・リーグ DeNA4-2巨人(11日、東京ドーム)

DeNAは4番の一振りで試合を決めました。

この試合は両先発が好投。巨人の横川凱投手が8回1失点。一方、DeNAの東克樹投手は8回に勝ち越しソロを献上、それでも8回2失点で9回を迎えます。

この展開に4番が燃えました。9回1アウト1塁の場面で、牧秀悟選手は中川皓太投手の初球を完璧とらえ、レフトスタンド上段へ突き刺す逆転2ラン。

ヒーローインタビューでは「向こうの先発ピッチャーがすごい良い流れで投げていたので、中々自分たちも打てなかったんですけど、ああいう終盤で打ててよかったかなと思います」と振り返ります。

さらにホームランを打った後、東投手がベンチで目に涙を浮かべていたことには「(東投手が)いつも、ものすごいピッチングをしてくれるので、なんとか本当に打ててよかったですし、喜んでくれてよかったなと思います」と力投した左腕への思いを口にしました。

3位DeNAはこれで4連勝。上位の猛追へ、主砲の存在が日に日に頼もしさを増しています。