初のお立ち台できっちり笑いをゲット!DeNAドラ3位ルーキー林琢真が『後ろにつなぐ意識で』貴重な2点タイムリー
◇プロ野球セ・リーグ DeNA5-1中日(10日、横浜スタジアム)
DeNAが林琢真選手が2点タイムリーを放つ活躍もあり中日に勝利。プロ初のお立ち台に上がりました。
林選手はルーキーイヤーの今季、開幕1軍スタート。しかし6月14日に右母趾の骨折で出場登録を抹消されて、今月8日に1軍再昇格していました。
そしてこの日は8番サードで約2か月ぶりのスタメン抜擢。京田陽太選手のタイムリーで1点を先制したDeNAは2回、1アウト2、3塁の場面で同じくプロ1年目の仲地礼亜投手のストレートをライトへ弾き返し2点タイムリー。三浦大輔監督も「あそこで1点で終わるのと3点で終わるのは違う」とルーキーが久々のスタメンで貴重な追加点をチームにもたらしました。
自身初となったヒーローインタビューでは「人前で話すのが苦手なので緊張しています」と最初は硬さが見られた林選手。それでも2点タイムリーについて聞かれると、「自分はつなぐことが役目、後ろが誰であろうと、浜口遥大さんは信用できる打者だと思うので必死につなごうと思いました」と野手顔負けの2安打を放った浜口遥大投手をいじり、球場が笑いに包まれました。
さらにこの日は守備でも躍動。8回には大島洋平選手の三遊間の打球をダイビングキャッチでサードゴロに仕留めました。「自分の売りは守備だと思うので、そこでチームに貢献できたのでうれしいです」と笑顔が振り返った林選手は「自分のできることをやってチームに貢献できるように」と早くも次戦を見据えました。