◇プロ野球セ・リーグ 巨人-阪神(30日、東京ドーム)

この試合。巨人対阪神の試合の解説を務めた工藤公康さん。試合前に巨人のドラフト1位ルーキー浅野翔吾選手、育成の18歳デラクルーズ選手が1軍練習に合流したことについて、自身の見解を語りました。

浅野選手とデラクルーズ選手は、東京ドームでの1軍練習は初めての経験。2人ともアーリーワークで精力的に打撃練習を行い快音を見せました。また原辰徳監督とも言葉を交わし、1軍の選手たちのレベルを直接肌で感じていました。

解説の工藤さんも、2014年オフにソフトバンクの監督に就任し、7年間チームの指揮を経験。若手の選手たちを1軍で呼ぶ意義については「自分たちの目標にするところは『どこなんだ？』、練習すること、見ること、聞くことでも学べるじゃないですか。実際、きょう原監督と話をしたということであれば、自分をどう見てくれているのか。例えば課題であったり、もうちょっと練習した方がいいよと言ってもらえることも、全部彼らにとってプラスになること。(1軍を経験させたい若手選手は)本当にね、毎日呼んでも良いかなと思ったことありますよ」と、自身の監督経験を踏まえてコメントしました。