イタリアで行われたワールドカップで、2014年以来となる優勝を飾ったソフトボール女子日本代表が24日日本に帰国。日本は決勝戦で、宿敵のアメリカに6－1で勝利。2028年ロサンゼルスオリンピックで競技復活が決定している中、新たな一歩を進みました。

会見では、ベストナインに選ばれ、チームのキャプテンも務めた石川恭子選手が4年後のロサンゼルスオリンピックへ向けて決意。

「パリオリンピックが始まる前に私たちワールドカップがありまして、そこで世界一になったことを結果報告できていることをうれしく思っていますし、ソフトボールがもっともっと広まっていったんじゃないかなと思っています。パリオリンピックでは、私たちのソフトボールがオリンピック（種目）を外れてしまっていますが、2028年ロサンゼルスオリンピックではソフトボールも入っている。そこに向かって今回の経験を生かしながら。試合をしていく中で色々課題も出ているし、チームとしても個人としてもまだまだのチームだと思っているので、1人1人が向き合ってもっと強い日本を作っていきたい」

そして大会MVPにも選ばれたチーム最年長の42歳上野由岐子投手は「1年でも長く選手としてプレーできたら」と今後について言及。28年ロサンゼルスオリンピックへ向けて「この勢いをロサンゼルスオリンピックにつなげていけるようなチームを築いていかないといけないと思っています。チームとしてさらに強くなっていけるように精進していきたいです」と真剣な表情で話しました。

日本はソフトボールがオリンピック種目に選ばれた2008年の北京オリンピック、2021年の東京五輪で2大会連続で金メダルを獲得しており、28年のロサンゼルスオリンピックでは、大会3連覇が期待されます。