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ハンドボール日本24年ぶり1次リーグ突破

2021年1月20日 17:51
ハンドボール日本24年ぶり1次リーグ突破

エジプトで行われている男子ハンドボールの世界選手権。日本時間19日、日本はアンゴラに30対29で勝利し、熊本で開催された1997年大会以来24年ぶりの1次リーグ突破を果たしました。

1次リーグ最終戦はアンゴラとの一戦。アンゴラには2年前の前回大会で、日本は3点差で敗れていて、リベンジマッチとなりました。

前半、元木博紀選手や渡部仁選手を中心に得点を重ねる日本ですが、2点リードで迎えた前半26分、自陣での反則で7mスローのピンチの場面を迎えます。

それでも、GKの中村匠選手が相手のシュートを止めるビッグプレーでピンチをしのぐと、その後、得点を重ね16対12で前半を終えます。

しかし後半に入り、アンゴラの猛攻を受け、一時、6点あった差を逆転されてしまいます。1次リーグ突破のために追いつきたい日本は、試合終盤に同点に追いつくと残り1分の場面で、東江(あがりえ)雄斗選手が難しい体勢からのシュートで勝ち越しに成功します。

アンゴラを振り切った日本が30対29で勝利し、24年ぶりの1次リーグ突破を果たしました。試合後には歓喜の輪が広がり、キャプテンの土井レミイ杏利選手は「最低限の目標であった2次リーグ進出を果たした。次の目標は上位12位以上。オリンピックは12チームで戦うので、それより上の順位を目指す」と次の戦いを見据えていました。

全8グループの上位3チームが勝ち進んだ2次リーグ、日本はグループIIに入り、初戦は、21日にグループD2位のアルゼンチン戦となります。このメインラウンドで上位2位までに入ると準々決勝に進出ができます。

【2次リーグ日程】

21日 アルゼンチン (グループD2位)

24日 デンマーク  (グループD1位)

25日 バーレーン  (グループD3位)