開幕延期トップリーグ「新たに6人感染」
6チームで62人の新型コロナウイルス感染が判明し、開幕が延期となっているラグビー・トップリーグ。日本ラグビーフットボール協会は20日、新たに6人が感染したことを発表しました。これでトップリーグ内での新型コロナウイルス感染者は、6チームで68人となりました。
今回の感染者が増加したことについて、岩渕健輔専務理事は「14日発表時点で(検査結果が)不明だったり、検査中だったりした人たちがいた。感染が広がったわけではなく、その後に感染が分かった」とし、新たなチームからの感染者はいないことを明らかにしました。
また、延期となっている開幕時期については、2月上旬から中旬を目指していることを改めて確認した上で、「リーグを成立させるためには、感染状況を把握すること、対策をしっかりとることが何よりも大切。濃厚接触の定義などを含め、もう一度ガイドラインとして詰めるところが多々ある」と、説明しました。
ファンも大いに心待ちするラグビー・トップリーグ。岩渕専務理事は「チームも開幕に向けて十分な準備をし、選手たちも何とかラグビーを開始するという強い思いでみんないてくれた。シーズンを成立させるために、今回開幕を延期したことを無駄にしないようにしたいと思っています」と、開幕へ向け強い意思を示しました。