トップリーグ開幕延期 大会方式変更へ
日本ラグビーフットボール協会は、16日に予定していたトップリーグの開幕を延期することを発表しました。複数のチームで新型コロナウイルスの感染者が確認されたことを受け、多数の試合を中止する必要があることなどから、延期の判断に至ったとしています。
トップリーグでは、12日までに複数のチームで感染が相次いでいて、14日にも、新たに3チームで18人が感染したことを発表。合計6チームで62人の選手・スタッフが新型コロナウイルスに感染していて、濃厚接触者の特定に時間がかかることから、1月中の開幕を断念しました。
また、トップリーグは75%以上の試合開催が大会成立要件となっていますが、今回の延期などにより成立が困難であると判断し、大会方式の見直しも検討する方針を示しました。
協会の岩渕健輔専務理事は、「一度立ち止まってでもそれが後退ではなく、次に前に進むための一歩ととらえてやっていきたい」と話し、期間を短縮してリーグ戦の成立を目指す意向。新たな開幕日は2月上旬から中旬となる見込みです。
写真:アフロ