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【J1順位表】首位横浜FMと2位名古屋の勝ち点差は『4』 4位浦和が3位神戸に勝ち点『1』差に迫る

2023年7月3日 6:10
【J1順位表】首位横浜FMと2位名古屋の勝ち点差は『4』 4位浦和が3位神戸に勝ち点『1』差に迫る
7月2日終了時のJ1順位表(1位、2位はACL出場、18位はJ2降格)
サッカー明治安田生命J1リーグ第19節の9試合が、6月30日、7月1日、2日に開催されました。

上位では横浜FMは快勝し首位をキープ。2位神戸は引き分けで3位に後退し、勝利した名古屋が2位に浮上しました。また4位浦和は勝利し、3位神戸との勝ち点差を1としています。J1残留争いの下位3チーム横浜FC、柏、湘南はいずれも勝利ならず。

現在の順位は、神戸と川崎Fの2チームが1試合少ない状況となっています。

福岡1-0C大阪(ヨドコウ桜スタジアム)

◆得点者
【福岡】ルキアン

4連敗で7試合勝利から遠ざかっている福岡。均衡を破ったのは前半22分、4月以来のスタメン出場の金森健志選手がドリブルで持ち上がり左サイドからクロス。このボールにルキアン選手が強烈なヘディングで先制点を奪います。

福岡は後半、反撃に出るC大阪の攻撃をシャットアウト。およそ2か月ぶりの勝利を完封勝利で飾りました。福岡はJ1通算100勝目を達成、一方のC大阪は上位進出を狙う上で、痛い敗戦となりました。

鹿島0-0京都(県立カシマサッカースタジアム)

前節10試合ぶりに敗れた鹿島。この日は京都の強度のある守備に苦しみ、なかなかシュートチャンスを作れず。後半25分、パスワークでゴールに迫るも樋口雄太選手のシュートチャンスをアピアタウィア久選手がブロック。堅い試合展開は最後まで続きスコアレスドローに終わりました。

鹿島は2試合ぶりの勝利ならず6位、3月以来のリーグ戦無失点となった京都は14位となっています。

新潟2-0広島(デンカビッグスワンスタジアム)

◆得点者【新潟】三戸舜介、新井直人

リーグ戦5試合勝利のない新潟は、ホームで前半広島ゴールに襲いかかります。

前半25分、三戸舜介選手が鋭い抜け出しから、冷静にシュートを決めて先制。さらにその3分後には、細かいパス回しから上がってきたサイドバックの新井直人選手がフィニッシュで2点目を奪いリードを広げました。

新潟は6試合ぶりの勝利で13位に浮上。一方敗れた広島は3連敗で7位に順位を落としています。

名古屋2-0川崎F(豊田スタジアム)

◆得点者【名古屋】キャスパー・ユンカー、和泉竜司

前節優勝争いで痛い敗戦を喫した名古屋。前半41分、左サイドからのクロスに川崎FのGK上福元直人選手がファンブル。こぼれたボールをキャスパー・ユンカー選手を詰めて先制します。

後半には、左サイドから和泉竜司選手のキレのあるドリブル、最後は永井謙佑選手とのパス交換から見事なフィニッシュで追加点を挙げました。

勝利した名古屋は2位浮上、首位横浜FMを勝ち点4差で追いかけます。

横浜FC0-0G大阪(ニッパツ三ツ沢球技場)

4連勝と勢いに乗るG大阪、前半デザインされたCKからイッサム・ジェバリ選手がシュートを放つも、横浜FCのGKスベンド・ブローダーセン選手の好セーブでゴールならず。

後半は横浜FCが猛攻。G大阪のゴールに何度も迫るも、G大阪も体を張った守備でゴールを与えず、試合はスコアレスドロー。

試合後にはオランダのNECナイメヘンへ移籍が決定的な横浜FCのFW小川航基選手がサポーターに挨拶。「次に日本に帰ってくるときは必ず日の丸を背負って帰ってきます。そして次のW杯で点を取るのは僕です!」と力強く宣言しました。

FC東京1-0柏(味の素スタジアム)

◆得点者【FC東京】ディエゴ・オリヴェイラ
前節新たに就任したピーター・クラモフスキー監督の初陣で勝利したFC東京。

前半35分、俵積田晃太選手の正確なクロスにディエゴ・オリヴェイラ選手が2試合連続ゴール。エースが今季10得点目をヘディングで豪快にたたき込みます。

FC東京はこの1点を最後まで守り切り、クラモフスキー監督体制2連勝。一方柏は8試合勝利なし、J1残留へ苦しい戦いが続いています。

神戸1-1札幌(ノエビアスタジアム神戸)

◆得点者【神戸】マテウス・トゥーレル【札幌】スパチョーク

神戸を退団する元スペイン代表・イニエスタ選手はラストマッチに先発出場。

神戸は勝利で送り出したいところでしたが、先制点は札幌。前半26分、右サイドのクロスを神戸GK前川黛也選手がはじくも、こぼれ球をスパチョーク選手が押し込みリードを奪います。

神戸は後半40分、CKからマテウス・トゥーレル選手がヘディングで同点ゴール。引き分けで3位に後退したものの、敗戦は免れました。

試合後にはセレモニーを行ったイニエスタ選手。涙を見せながら「また会いましょう。(家族と共に)私たちはここにまた帰ってきますし、我が家のような所です」と6季プレーしたJリーグに別れを告げました。

浦和2-1鳥栖(駅前不動産スタジアム)

◆得点者【浦和】ホセ・カンテ、岩尾憲【鳥栖】長沼洋一

中2日でのリーグ戦となった4位浦和。鳥栖に1点を先制されるも、すぐさま反撃。

前半11分、鳥栖のスローインを安居海渡選手がカット。ここからチャンスを作ると、伊藤敦樹選手のグラウンダーのクロスをホセ・カンテ選手が合わせて同点に追いつきます。

前半38分には岩尾憲選手が、ハーフウェーライン付近からのFK。鳥栖のGK朴一圭選手が前に出ていることを確認すると意表を突くロングシュート。ゴールはネットに吸い込まれ、これが決勝ゴール。浦和が鳥栖に逆転勝ちを収めました。

横浜FM4-1湘南(日産スタジアム)

◆得点者【横浜FM】松原健、アンデルソン・ロペス2、植中朝日【湘南】町野修斗

首位と最下位の一戦は、勢いに乗る横浜FMに軍配が上がりました。

前半開始10分で松原健選手、アンデルソン・ロペス選手のゴールで2点をリード。後半にもアンデルソン・ロペス選手のこの日2点目、植中朝日選手のJ1初ゴールで4得点を奪い6連勝を飾りました。

最下位の湘南は、今夏ドイツ2部のホルシュタイン・キールへ完全移籍する町野修斗選手のラストマッチ。町野選手はPKでゴールを奪いましたが、チームの勝利にはつながりませんでした。湘南は13戦勝利なしとなっています。

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