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レジェンド・イニエスタがJリーグラストマッチ 5年間過ごした“第2のホーム”神戸とお別れ

2023年7月1日 21:58
レジェンド・イニエスタがJリーグラストマッチ 5年間過ごした“第2のホーム”神戸とお別れ
アンドレス・イニエスタ選手(写真:松尾/アフロスポーツ)
◇サッカー 明治安田生命J1リーグ ヴィッセル神戸 1ー1 北海道コンサドーレ札幌(1日、ノエビアスタジアム神戸)

元スペイン代表でJ1ヴィッセル神戸所属のMFアンドレス・イニエスタ選手がJリーグでのラストマッチに出場しました。

今季はじめてスタメン出場を果たしたイニエスタ選手。

札幌に先制を許した前半34分、イニエスタ選手を起点に攻撃を展開する神戸。イニエスタ選手が右サイドを駆け上がる酒井高徳選手に浮き球でパスを送りますが、チャンスとはならず。さらに36分、相手陣中央でフリーキックを獲得すると、神戸のキッカーはイニエスタ選手。右足でペナルティエリア左にパスを出すと、本多勇喜選手が中央へ折り返しますが相手にクリアされます。

その直後、汰木康也選手からパスを受けるとペナルティエリアに侵入したイニエスタ選手。右足でシュートを放つも、ここまブロックされ無得点。前半を1点ビハインドで終えます。

後半開始からも出場したイニエスタ選手。すると1分、神戸はペナルティエリア前でフリーキックを獲得します。キッカーはイニエスタ選手、右足でペナルティエリア中央に柔らかい浮き球を出しますが、味方選手にわずかに合わず、ここは得点となりません。

そして後半12分、交代を告げられたイニエスタ選手。ファンの大歓声に見送られながらピッチに向かって深々と一礼しました。

その後、神戸は後半40分、マテウス・トゥーレル選手が右サイドからのコーナーキックをヘディングで合わせて同点に追いつきますが、試合は1-1の引き分けで終了。イニエスタ選手のJリーグラストマッチに勝利で花を添えることは出来ませんでした。

試合後に行われた退団セレモニーでは涙ぐむ様子を見せたイニエスタ選手。5年間過ごした神戸への感謝の言葉を述べ、日本でのサッカー生活を終えました。

■イニエスタ選手 Jリーグの通算成績

J1リーグ戦出場 114試合 21得点
カップ戦出場 8試合 1得点