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高梨沙羅 W杯3年ぶり連勝で通算59勝目

2021年2月8日 19:49
高梨沙羅 W杯3年ぶり連勝で通算59勝目

7日、オーストリアのヒンツェンバッハで行われたノルディックスキーのワールドカップジャンプ女子の個人第7戦。前日に今季ワールドカップ初優勝の高梨沙羅選手(24)が2戦連続優勝を果たしました。

1回目で89メートルのジャンプを見せトップに立った高梨選手。しかし、飛距離に換算して1メートル前後に上位5人がひしめく大混戦となります。重圧がかかる中、迎えた2回目。好条件の強い向かい風の中飛び出した高梨選手は、この日の最長不倒、K点越えの92.5メートルの大ジャンプ。前日に続き、2戦連続での優勝となりました。

試合後、高梨選手は「昨日の課題を克服して今日につなげられたと思います。良い風をいただけたのもそうですが、最後に90メートルを越えられたので、良い内容で締めくくれたと思います」と振り返りました。

2018年3月以来、3年ぶりとなるワールドカップ連勝で、歴代最多を更新する59勝目を挙げた高梨選手。表彰台は104回目となり、フィンランドのヤンネ・アホネンが持つ歴代最多108回まであと4に迫っています。

クレジット写真:AFP/アフロ