渡部暁斗今季初V 日本人最多W杯19勝目
ソチオリンピック、平昌オリンピックで銀メダルの渡部暁斗選手(32)が、フィンランドのラハティで行われたノルディックスキーのW杯複合男子で今シーズン初優勝を果たしました。
前半、渡部選手が得意とするジャンプでは、ヒルサイズの130メートルに迫る、129.5メートルのジャンプで2位につけます。
後半の10キロのクロスカントリーでは、トップと1秒差でスタート。5キロ手前でトップに躍り出ると、そのまま後続を突き放し、逃げ切った渡部選手。今シーズン初優勝を果たしました。これで、荻原健司さんに並ぶ日本人最多のW杯19勝目となりました。
渡部選手「自分の今日のパフォーマンスにとても満足しています」
実は試合会場のラハティは、去年も優勝した渡部選手にとって相性のいい場所。渡部選手は、「ラハティが大好きだし、たぶんラハティも僕のことが大好きだと思う」と語りました。
写真:AFP/アフロ