張本智和選手が銅メダル 卓球・男子W杯
中国の威海で行われた卓球の男子ワールドカップは、15日に大会最終日を迎え、世界ランキング4位、17歳の張本智和選手が銅メダルを獲得しました。
準決勝でリオ五輪の金メダリスト、中国の馬龍選手に敗れた張本選手でしたが、3位決定戦で世界ランキング18位、チャン・ウジン選手(韓国)とのフルゲームの接戦を制し、銅メダルを獲得しました。銀メダルを手にした去年に続き、ワールドカップでは2大会連続でのメダル獲得となりました。
試合後、張本選手は「内容はよくなくても最後まで粘って勝ちきることができてホッとしています」と試合を振り返り、3月以来の国際大会については「この8か月間なかなかドキドキハラハラすることがなかったので、試合ならではの緊張感、勝ったときの達成感、負けたときの悔しさというのは選手には必要。今回は喜びも悔しさも経験でき、結果的にメダルもとれて合格点なのかな」と語りました。
次は19日に開幕するITTFファイナル(中国・鄭州)に出場する予定です。
写真:新華社/アフロ