リーチ“優勝宣言”23年W杯の対戦国決定
2023年にフランスで開催するラグビーW杯の組み分け抽選会が行われ、日本は世界ランキング2位のイングランドや同8位のアルゼンチンと同じプールDとなりました。
2019年の日本大会でキャプテンを務めたリーチ マイケル選手(32)がオンラインで会見を開き「(抽選会を)ドキドキしながら見ていた。イングランドとアルゼンチンと同じプールに入って、どういう準備をするか明確になってよかった」と、対戦国決定の瞬間を振り返りました。
イングランドは前回の日本大会で準優勝となった強豪国で、2015年大会で日本を率いたエディー・ジョーンズヘッドコーチ(60)が指揮を執っています。またアルゼンチンは11月、W杯で3回の優勝実績を持つニュージーランドに初勝利をあげました。
日本を知り尽くす指揮官率いる“超難敵イングランド”、“今最も勢いに乗るアルゼンチン”、過酷な相手と同じプールに日本は入りました。それでも、23年W杯の目標についてリーチ選手は「日本代表の可能性はとてもある。個人的には優勝するつもりでやっていきたい。今回もタフなプール、そこを突破することはとても大変な事になると思います。今後の準備は楽しみでもあるし、僕もぜひ選ばれてチームと一緒にやっていきたいと思います」と、優勝宣言。
前回大会史上初のベスト8進出に大きく貢献したリーチ選手。自身も4度目のW杯出場へ、決意を新たにしました。
■ラグビーワールドカップ2023フランス大会
各プール組み分けは以下の通り。
(カッコ内は12月7日付の世界ランキング)
【プールA】
ニュージーランド(3位)
フランス(4位)
イタリア(14位)
アメリカ大陸第1代表
アフリカ第1代表
【プールB】
南アフリカ(1位)
アイルランド(5位)
スコットランド(7位)
アジア・パシフィック代表
ヨーロッパ第2代表
【プールC】
ウェールズ(9位)
オーストラリア(6位)
フィジー(11位)
ヨーロッパ第1代表
最終予選勝者
【プールD】
イングランド(2位)
日本(10位)
アルゼンチン(8位)
オセアニア第1代表
アメリカ大陸第2代表