ジャンプ高梨沙羅 今季W杯初優勝
ノルディックスキーのワールドカップジャンプ女子は6日、オーストリアのヒンツェンバッハで個人第6戦が行われ、高梨沙羅選手(24)が今季初優勝を果たしました。
前日1回目でトップに立ちながら、スーツの太もも部分に規定違反があったとされ失格となった高梨選手。迎えた6日の1回目。K点越えとなる90メートルの大ジャンプで首位に立つと、さらに2回目も90メートルのジャンプをみせ、合計238.4点をマークし、今季初優勝を果たしました。
試合後、高梨選手は「昨日(失格で)試合に出られなかった悔しさをバネに、この日につなげてきた。チームのサポートに感謝しています」とコメントしています。
今回の優勝は、男女を通じて自身が持つワールドカップ歴代最多を更新する通算58勝目となり、ワールドカップでは2011~12年シーズンから10季連続勝利となりました。
写真:AFP/アフロ