セレッソ大久保 3戦連発J1最多189点
6日、明治安田生命J1リーグ第2節、FC東京対セレッソ大阪が味の素スタジアムで行われました。今シーズンから15年ぶりに古巣セレッソに復帰した大久保嘉人選手(38)が3試合連続ゴールで、自身が持つJ1通算得点記録を189に伸ばしました。
先発出場した大久保選手は0対0で迎えた前半14分。ゴール前で素晴らしい嗅覚を見せます。坂元達裕選手(24)が右サイドでボールを持つとゴール前へクロス、ディフェンスの背後へ斜めに入ってきた大久保選手がダイビングヘッドで流し込みゴール。
開幕から3試合連続4点目、J1最多189ゴール目でセレッソが先制します。大久保選手は史上初のJ1通算200ゴールまで「11」に迫ります。
その後、FC東京・田川亨介選手(22)のゴールもあり、1対1で迎えた後半13分。先制点を奪った大久保選手が右サイド敵陣深くに侵入し中央に折り返します。そのボールに反応した原川力選手(27)がペナルティエリア外から強烈なミドルシュートでゴール。大久保選手のアシストから原川選手がスーパーゴールを決め、セレッソが2対1と勝ち越します。
一方のFC東京は後半26分、レアンドロ選手(27)がゴールキーパーの逆を突く見事なフリーキックで同点に追いつきます。
そして同点で迎えた後半アディショナルタイム。FC東京は左サイドから再びレアンドロ選手のフリーキック。ゴール前にボールを上げると、森重真人選手(33)が頭でわずかに触りゴール。土壇場で勝ち越したFC東京が3対2でセレッソを破り、今シーズンJ1初勝利を収めました。
写真:松尾/アフロスポーツ