小平奈緒500m今季ベストまで0秒01
6日、スピードスケートの長根ファイナル競技会(青森・YSアリーナ八戸)が行われ、女子500mで平昌五輪金メダルの小平奈緒選手(34)が出場しました。
今季最後の500mのレースで37秒68で優勝。この記録はシーズンベストまでわずか0秒01に迫るタイム。小平選手はレース後、小さくガッツポーズ、さらに拍手をするなど、充実した様子を見せました。
今季最後の500mを優勝で終えた小平選手は「前に進んでいる感覚をゴールを切ったときに感じられた」と手応えを語りました。
昨年11月に国内大会で約5年ぶりに敗れた小平選手。その後、氷から離れて一から体を見直す「リセットプログラム」に取り組んだり、新しいブレードを試すなど、試行錯誤を重ねて来ました。
小平選手は、「心配してくださっている方から見たらすごく苦しんだシーズンと思うかもしれないけど、振り返ってみるとすごく乗り越えがいのある、面白みのあるシーズン。これだからスケートは深くて楽しいと思える」と笑顔で今季を振り返りました。