原監督独占インタ 積極トレードの真意とは
3月26日に開幕するプロ野球。今回は「巨人がちょっと好きになる話」と題し、積極的に行っているトレード戦略を巨人・原監督(62)に独占インタビューしました。
YouTubeで料理チャンネルを持つほど料理好きのピッチャー高梨雄平選手(28)。
原監督から「外出ができない状態で、高梨が料理が得意と聞いて何か作ってもらおう」との提案があり、今年のキャンプ中にはチームメートにカレーをふるまう程の腕前。
その高梨選手、去年楽天からトレードで移籍。楽天では2軍生活を送っていましたが、巨人に移籍すると、15試合連続無失点を記録するなど、中継ぎとしては欠かせない存在となりました。
一方、去年は巨人からトレードで出た選手が活躍することも。
ロッテにトレードで移籍した澤村拓一選手(32)は今年、ロッテからメジャーリーグ・レッドソックスへ移籍しました。
トレードについて原監督は「タイミングが重要。トレードは両球団の意見が合ったときに、当然必要な選手に来てもらっている。選手は夢を追いながら、スター選手になるという志を持っている人ばかり。求められた時に自軍の本意の中で考えるより、選ばれた、求められたというのを尊重して、働き場所を与えることは、大事なことだと思う」と、チームが強くなるだけでなく、選手の未来が輝くことも大事だと原監督の信念を語ってくれました。
また、今年は投手陣で主力だった田口麗斗選手(25)とヤクルト期待の若手、廣岡大志選手(23)をトレード。
原監督は「トレードで選手を放出することは間違いなくマイナスになる。しかしそのマイナスをプラスに変えていくのもトレードだと思う」と語りました。