１４日に行われたプロ野球、阪神対巨人のオープン戦。巨人の先発は、開幕ローテーションの１人と期待のかかるプロ３年目の高橋優貴投手（２４）。

高橋投手はこの日、初回を三者凡退に抑えるなど５回を投げ、３安打１失点と阪神打線を最少失点に抑えるピッチングを見せます。

しかし試合後に宮本投手コーチは「逆球が多かった。スタミナの部分もいまひとつ。内容としてはさほど良くないと思う」と厳しい評価。「（高橋投手は）ローテーションを任すことになってたんですけどここで一旦、白紙に戻して６番目の席を争う一人としてファームに行ってもらいます」と話し高橋投手の２軍落ちが決定しました。

高橋投手はオープン戦２試合に登板し１勝１敗、被安打５、失点１、防御率は０．９３という成績を残していますが、原監督も「まだ他に適任者がいるのではないかと。比べる状況ですね、そこはまだ。秀でてはないということでしょうな」と厳しい言葉を残しました。

開幕まで残り２週間と迫る中、巨人の開幕ローテーションは、菅野投手・戸郷投手・サンチェス投手・井納投手・今村投手が当確しており、残り１枠を平内投手・畠投手・高橋投手で争っていくことになりそうです。

なお、試合は阪神が注目のドラフト１位ルーキー佐藤輝明選手の第４号ホームランであげた１点を守り、巨人に勝利しています。