巨人・北村拓己 原監督指導に一発回答
沖縄キャンプ中の巨人は18日、中日と練習試合を行い、北村拓己選手(25)がホームランを放ち、今年の対外試合初勝利をあげました。
北村選手は5回の守備から途中出場すると、7回に回ってきた第1打席、甘く入った直球を見逃さずレフトスタンドへ。これが、対外試合でのチーム初ホームランとなりました。
実は北村選手、前日の練習試合で、サヨナラのチャンスに打順が回ってきたものの、3球連続見逃しの3球三振。試合後には原監督が、「技術というよりもね、気持ちの部分が大事なのかなというね。技術以前の問題だよね、そこはね」と、北村選手へ厳しい発言をしていました。
すると一夜明けたこの日、練習冒頭に原監督が北村選手に直接指導する姿が。「今のいいスイングだ!」など声をかけながら、身振り手振りを交えバッティングを伝授しました。
すぐにその成果を出した北村選手は試合後、前日にホテルで原監督から「お前さん、何をやっているんだ」と活を入れられたことを告白。
「昨日の分を取り返したい気持ちで、教えてもらったことを信じて挑んだ。今日は攻めて行けた。結果が出て良かった」と気を引き締めながらも、安堵の表情。
来週からは坂本や丸などの主力組も実戦に合流予定。生き残るために、今日の「攻める気持ち」で残りのキャンプに挑みます。