井納&梶谷が巨人に入団 原監督「即戦力」
DeNAから巨人への移籍が決定した井納翔一投手(34)と、梶谷隆幸選手(32)が14日、入団会見を行いました。
会見で井納投手は「正直、ヤクルトと悩みました。原監督からの『来季の戦力になってくれ』という一言が、大きな決め手にはなりました」と話し、「もちろん1年間ローテーションとして投げることを保ちながら、リーグ3連覇できるように貢献し、日本一になれるように精いっぱいやっていきます」と、意気込みを語りました。
一方、梶谷選手は「とにかく塁に出て、次につなぐバッター、素晴らしいバッターがたくさんいますし、出塁率は特にこだわっていきたいなと思っています」と、決意を表明しました。
また、トレードマークだったひげをそったことについて聞かれると「けさ、ひげそりが家にないので買ってそったんですけれども、少し寂しい気持ちもありますし、自分の顔を見たときに『ちょっとナシかな』と思いましたけど、徐々にそれがなじんで見慣れていければいいかなと思っています」と、笑いを誘いました。
井納投手は今季、6勝7敗、防御率3.94、通算50勝をマーク。梶谷選手は109試合に出場し、打率.323でリーグ2位の成績を残しています。
会見に同席した原辰徳監督(62)は「2人の入団はジャイアンツにとって非常に素晴らしいこと」と歓迎。
また、井納投手について原監督は「先発ローテーションの一角として、中5日・中6日、ときには中4日で回ってもらいたい。また若い投手の教育という部分でも、いい影響を与えてほしい」と、期待を寄せました。
そして梶谷選手については「私の理想の中では1番・梶谷、2番・坂本、3番・丸、4番・岡本。強いパーツが1人加わったという部分では、非常に心強く思っております」と、早くも理想の打順を明かしました。