◇プロ野球セ・リーグ 中日-ヤクルト（16日、バンテリンドーム）

14日の試合で今季初ホームランを打った“令和の三冠王”ヤクルト・村上宗隆選手。16日の中日戦では先発・小笠原慎之介投手の前に3打席連続三振に倒れています。

最初の対決は初回。見逃し、空振りと2ストライクが先行。その後、村上選手は2球連続のファウルボールで粘りますが、小笠原投手が8球目に投じた126キロ低めのスライダーで空振り三振に打ち取られます。

2回目の対戦は4回。真っ直ぐを差し込み3球で追い込まれた村上選手は4球目114キロの外角低めのナックルカーブに一歩も動けず。わずか4球で見逃し三振となります。

この日最後の対戦は6回、2アウトながら1、2塁とチャンスの場面。初球の111キロのナックルカーブを見逃すと、2ボール2ストライクのカウントに。5球目、小笠原投手の144キロのストレートに村上選手のバットは空を切りました。

小笠原投手の前に3打席連続三振と苦しんだ村上選手。2点リードしている試合終盤で快音響かせられるか、ファンから期待が集まります。