熊本地震から5年 上田桃子地元大会優勝へ
16日、熊本県で女子ゴルフのKKT杯バンテリンレディスオープンが開幕。熊本地震の本震からこの日でちょうど5年。選手たちが黙とうをささげ、大会がスタートしました。
特別な思いで大会に挑んだのが、熊本出身の上田桃子選手。5年前の大会は地震の影響で中止になり、上田選手は熊本出身の仲間とともに募金活動を行いました。
翌年のバンテリンレディスでは初日から首位に立ち、迎えた最終日。決めれば優勝が決まるパットを外し、あと一歩のところで優勝を逃しました。果たせなかった地元・熊本での優勝を目指し挑んだ大会初日。4番、5番で連続バーディーを奪いスコアを伸ばします。
最終18番では6メートルのイーグルパットを惜しくも外しますが、このホールもバーディー。初日は4バーディー、3ボギーの通算1アンダー。首位と4打差の18位タイに付け、2日目以降の巻き返しを狙います。
初日を終えた上田選手は、「どんな順位でも優勝を目指して諦めないで最後まで戦いたい」と話しました。
首位には、67で回り5アンダーの古江彩佳選手、山下美夢有選手、沖せいら選手の3人が並んでいます。
写真:日刊スポーツ/アフロ