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熊本地震から5年“つながり”再構築が課題

2021年4月14日 18:55
熊本地震から5年“つながり”再構築が課題

震度7の揺れに2度襲われた熊本地震から14日で5年。天守閣が完全復旧した熊本城から中継です。

復興のシンボルとして最優先に復旧作業が進められてきた熊本城の天守閣。今月26日からは一般公開が始まります。熊本地震の前震から5年、県内では追悼行事が行われています。

一連の熊本地震では19万8000棟以上の家屋が被害を受け、関連死を含め273人の方が犠牲となりました。その後、県内では交通インフラなどの復旧が進み、先月には地震で崩落した阿蘇大橋も下流に新たな橋が架けられました。

一方でいまも益城町などの150世帯、418人が仮設住宅などで生活しています。

仮設住宅で暮らす人
「なんとか早く再建して元の場所に帰りたいですね」
「忘れはしないですね、あの怖さと、亡くなられた方もいらっしゃいますし忘れることはできない」

仮住まいを終えた人の中には災害公営住宅に移った人もいますが新型コロナウイルスの影響で交流行事が減り、孤立を深める人もいます。被災した人の「つながりの再構築」が現在も課題です。