震度7が2度…熊本地震から5年 追悼行事
震度7の揺れに2度襲われた熊本地震から14日で5年です。熊本県内では各地で追悼行事が開かれています。
復興のシンボルとして最優先に復旧が進められてきた熊本城の天守閣。2017年4月に本格的な復旧工事が始まって4年。ついに今年、天守閣が完全復旧しました。熊本地震の前震から5年となる14日、県内各地で追悼行事が行われています。
一連の熊本地震では関連死を含め273人の方が亡くなり、19万8000棟以上の家屋が被害を受けました。
その後、県内では交通インフラなどの復旧が進み、先月には地震で崩落した阿蘇大橋も下流に新たな橋が架けられました。一方で今も益城町などの150世帯、418人が仮設住宅などで生活しています。
天守閣の内部は今月26日から一般公開が始まります。天守閣前にはスロープが設けられバリアフリーにも対応しています。熊本城全体の完全復旧は2038年3月の予定です。