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ラグビー松島 仏1年で肉体面に“変化”

2021年6月14日 21:37
ラグビー松島 仏1年で肉体面に“変化”

14日、ラグビーのフランス1部・クレルモンに所属する日本代表の松島幸太朗選手がオンラインで会見を行い、「年間通してたくさん試合に出たので、その分たくさん経験できた。フランス代表選手が各チームに散らばっている。そういった相手と試合して、個人的にはいい経験ができた。」と、フランス移籍1年目のシーズンを振り返りました。

チームの主力として、欧州チャンピオンズカップを含めて公式戦11トライをマークした松島選手は、プレー面で一番成長を感じた点について「キックですかね。タッチキックを任されて、『どうやってキックをしたらいいか』と、キックをする時も考えながら、計画性をもってキックするところが良くなってきた」と、手ごたえを口にしました。

また、肉体面でも“ある変化”が。「最大(体重)6~7キロくらい増えた。シーズン終盤は体もきつく、ウエートもあまりしなかったので、2~3キロは落ちて、結局、85キロをキープしていた。しっかりフランスリーグのフィジカルに耐えられるようにした結果、体が大きくなってきた。最大の目的はしっかり(フィジカルに)耐えられる体を作るということ」と語り、屈強な相手に負けない鋼の肉体を作り上げた松島選手。

今後は日本代表に合流し、6月26日にはイングランド・スコットランド・ウェールズ・アイルランドを代表する選手で4年に一度編成される欧州ドリームチーム「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」との試合に挑む予定の松島選手。「フランスで経験できたことが自分にとって、すごく大きく関わっていくと思う。負けている状況でも勝っている状況でもどうやって対応するのか、しっかり表現していきたい」と、フランスで培った1年に自信をのぞかせました。