日本ラグビーフットボール協会は６日、日本代表が６月１２日にエコパスタジアム（静岡県）でサンウルブズと強化試合を行うことを発表。史上初のベスト８入りを果たした２０１９年Ｗ杯の南アフリカ戦以来、およそ１年８か月ぶりの実戦となります。

サンウルブズは日本代表の強化を目的に発足したチームで、２０１６年から世界最高峰のスーパーラグビーに参戦。Ｗ杯で活躍した代表選手も数多く参加し、２０２０年の活動終了まで日本ラグビーの強化に貢献してきました。

そのサンウルブズが今回、特別に再編成され、日本代表と対戦。チーム編成、合宿スケジュール等については、５月中旬以降に発表する予定です。

そして日本代表は今後、リーチマイケル選手（３２）や稲垣啓太選手（３０）、姫野和樹選手（２６）など、すでに発表されている代表候補５４選手の中から、今月下旬にメンバーを絞りこみ、合宿を経て強化試合に臨みます。

日本代表のジェイミー・ジョセフヘッドコーチは、代表活動再開後初めてとなる試合について、「日本ラグビーに多大な貢献をしてきたサンウルブズと戦えることを、とても嬉しく思っています。今回この試合のために特別に編成されるサンウルブズとの対戦が非常に見どころの多い一戦となることは間違いありません。試合に出場する選手達にぜひご注目の上、応援くださいますようお願いいたします」と、コメントを発表しました。

日本代表は、２０１９年Ｗ杯で強豪・アイルランドから大金星を勝ち取った思い出の地・エコパスタジアムで、再スタートを切ります。

■日本代表・今後のスケジュール
５月２４日：合宿メンバー発表
５月２６日～６月８日：合宿（大分県別府市）
６月１２日：強化試合サンウルブズ戦（静岡県・エコパスタジアム）
６月１６日～：スコットランド遠征
６月２６日：ブリティッシュ＆アイリッシュ・ライオンズ戦（スコットランド・エディンバラ）

写真：西村尚己／アフロスポーツ