田中史朗が絶賛!日本代表の新星齋藤直人
ラグビー日本代表は26日(土)、イングランド、アイルランド、ウェールズ、スコットランドの強豪4チームが集まったドリームチーム、ブリティッシュ&アイリッシュライオンズと対戦。
ヨーロッパのドリームチームとの歴史的一戦を前に、2019年W杯日本代表の田中史朗選手が、日本代表の期待のニュースターとして齋藤直人選手(23)を紹介してくれました。
田中選手と同じスクラムハーフのポジションの齋藤選手。キャプテンとして、2020年に名門早稲田を11年ぶりの日本一に導くと、今年2月、サントリーでトップリーグデビューを果たします。するとそのわずか3か月後には日本代表に抜てきされました。
その代表デビュー戦となった今月12日に行われたサンウルブズ戦。試合の流れを変えるアシストを決め、勝利に貢献しました。
田中
「先を読んでサポートする能力っていうのがすごくレベル高いなと思いますね」
さらに田中選手は、同じスクラムハーフとして齋藤選手のあるプレーを絶賛します。
田中
「スクラムハーフは普通パスした後は次の攻撃に備えてボールより後ろに走ることが多いが、齋藤選手の場合は味方の抜け出す場所を予想することで、ボールより前を走って抜け出した味方のサポートに最短距離で走ることができる。僕なんかはちょっとこれを教えてもらうのがすごく遅かったので、こういうサポートっていうのはそこまでうまくないんですけども、齋藤選手はもう大学生のころからこれできてたので、やっぱり世界で戦うためにはこういうスキルというのは絶対大事になってきます」
サントリーでは、ニュージーランド代表のボーデン・バレット選手(30)とコンビを組み、刺激を受けた齋藤選手。
齋藤
「(ボーデンは)常にラグビーを楽しんでる。誰もが知ってるようなすごいスター選手ですけど、それでも常に努力を怠らずに準備だったり練習だったりを100パーセントでやる」
そんな齋藤選手の目標は世界の舞台で活躍すること。
齋藤
「2023年(W杯)は必ず出場したい。一日一日自分が求められていることを一つずつ達成していきたい」