ラグビー日本代表 指揮官求める3つのもの
10日、ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフヘッドコーチが2019年W杯南アフリカ戦以来の実戦となるサンウルブズ戦に向けて会見に応じました。
日本代表は5月26日から今月8日までの間、大分県・別府市で代表合宿を行い強化に励んできましたが、ジョセフヘッドコーチは「合宿は成功したと思っている。けがのリスクはありながらトップリーグとは違う強度の中で練習をして、しっかりそれを乗り越えることでチームとしても団結できた」と手応えを語りました。
この日発表されたサンウルブズ戦の先発メンバーにはリーチ マイケル選手や田村優選手など2019年W杯で活躍した選手13人が名前を連ねました。ジョセフヘッドコーチは「今回は最初の試合なのである程度ゲームを理解している選手たちが出る権利がある。強化合宿においても自信や意欲がとてもあった」と評価しました。
また今月26日に予定されているブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦を見すえ、「試合を冷静にコントロールすること」「トップリーグと違うフィジカルの相手と戦うことを想定したボールキャリー」「自分たちのミスをなくして相手にしっかり対応すること」の3点をサンウルブズ戦で求めたいと話しました。
写真:ロイター/アフロ
※写真は2019年W杯南アフリカ戦