“ワンチーム”再び…W杯後初の代表招集
2019年W杯後初めてとなる、ラグビー日本代表メンバーが24日、発表されました。
ジェイミー・ジョセフ監督はオンライン取材で、「準備期間が短いため、テストマッチの経験がある選手、フォームが仕上がっている選手、トップリーグでいいプレーをした選手を選んだ。また、2023年W杯に向かって、育成の意味でも若い選手を入れている」と今回の代表招集で重視したポイントについて語りました。
代表出場のない選手を13人招集した点については、「チャンスを与えることが、彼らにとってのチャレンジになる。ポテンシャルをみてみたい」と話し、フレッシュなメンバーに期待を寄せています。
キャプテンを務めるリーチマイケル選手と合宿前からミーティングをしており、「チームとして、しっかりつながっていないといけない。2019年W杯で良かった点は“チームの団結”だったので、それを今から始めていかないといけない」とコメント。
前回のW杯では“ワンチーム”を掲げてチームの団結を促し、史上初の決勝トーナメント進出を果たした日本代表。再び“ワンチーム”の精神で、新生ジェイミー・ジャパンが動き出します。
日本代表は5月26日から6月8日まで大分・別府市で合宿を行ったのち、12日に静岡・エコパスタジアムでサンウルブズとの強化試合に臨みます。
写真:AFP/アフロ