体操・杉原愛子が五輪へ「人生かけている」
東京五輪・体操女子日本代表に内定している杉原愛子選手(21)が1日、リモートで取材に応じました。
リオ五輪に続き2度目となる大舞台へ「調子もどんどん上がってきて、コンディションもいい感じできている。この状態をキープしながら、さらに質のいい演技ができるように、プラス安定感も高めていきたい」と順調な調整ぶりを示しました。
前回の五輪では女子団体で4位入賞。「リオの時は初めてだったので、出られるだけですごくうれしいという気持ちの方が大きかった」と当時を振り返り、「今回は自国開催もあって、注目されると思う。ここまで人生をかけて私はやってきている。五輪にかけた思いはリオの時と比べて倍以上に違うし、ここまで来られたのはたくさんの人の支えがあったからなので、感謝の気持ちを絶対に忘れず演技をしたい」と気を引き締めました。
本番まで1か月を切り、「得意の平均台とゆかで今やっている技を安定させて、着地の減点をなくしていきたい」という杉原選手。
日本女子では1964年東京大会以来となる表彰台へ向け、「団体でメダルを獲得することが一番の目標。キャプテンの村上茉愛選手が引っ張ってくれているので、みんなが一丸となって一人ひとりの演技をきちんと発揮できれば予選も必ず通過できる。決勝でいい演技ができたらメダルも見えてくると思う」と自信をのぞかせました。
体操競技の女子は7月25日から有明体操競技場でスタートします。
写真:アフロスポーツ