「去年の今頃から狙っていた」車いすテニス・小田凱人が最高新人賞 史上最年少世界1位の快挙
車いすテニスの小田凱人選手
日本プロスポーツ協会は21日、第53回日本プロスポーツ大賞の受賞者を発表しました。
日本のプロスポーツ界の健全な発展に貢献した選手や団体におくられる日本プロスポーツ大賞。
最高新人賞は、プロ車いすテニスの小田凱人選手が受賞しました。授賞式後の会見で「なかなかパラスポーツの選手が受賞できることは多くはないと思うので本当にうれしく思います」と喜びを口にしました。
小田選手は17歳ながら、6月の全仏オープンで初優勝を飾ると、史上最年少で世界ランク1位に浮上。さらに7月に行われたウィンブルドン選手権でも最年少優勝を果たしました。全仏オープンについて「去年の今頃からそこだけしか見ずにやってきた。その前の大会とかも出る予定だったんですけど、出てしまうと1位になってしまうというので、あえてスキップして全仏オープンにかけて調整していくっていうこともあって夢かなった瞬間だった」と大舞台で世界1位になった舞台裏を明かしました。
また10月に行われた杭州アジアパラ競技大会で金メダルを獲得し、2024年に開催されるパリ・パラリンピックへの出場権を獲得している小田選手。来年については「パリパラリンピックはまた全仏オープンと同じ会場で同じコートで戦えると思うので、その舞台でまたそれ以上の高み、目指すところはただ一つ、頂点しかない」とした上で「今年たくさんの方に知ってもらえたと思うんですけど、来年が勝負だと思うので今年はまだ序章。まだ全然満足していないので、来年さらに大きないい報告を届けられるように頑張りたいと思います」と力強く語りました。
日本のプロスポーツ界の健全な発展に貢献した選手や団体におくられる日本プロスポーツ大賞。
最高新人賞は、プロ車いすテニスの小田凱人選手が受賞しました。授賞式後の会見で「なかなかパラスポーツの選手が受賞できることは多くはないと思うので本当にうれしく思います」と喜びを口にしました。
小田選手は17歳ながら、6月の全仏オープンで初優勝を飾ると、史上最年少で世界ランク1位に浮上。さらに7月に行われたウィンブルドン選手権でも最年少優勝を果たしました。全仏オープンについて「去年の今頃からそこだけしか見ずにやってきた。その前の大会とかも出る予定だったんですけど、出てしまうと1位になってしまうというので、あえてスキップして全仏オープンにかけて調整していくっていうこともあって夢かなった瞬間だった」と大舞台で世界1位になった舞台裏を明かしました。
また10月に行われた杭州アジアパラ競技大会で金メダルを獲得し、2024年に開催されるパリ・パラリンピックへの出場権を獲得している小田選手。来年については「パリパラリンピックはまた全仏オープンと同じ会場で同じコートで戦えると思うので、その舞台でまたそれ以上の高み、目指すところはただ一つ、頂点しかない」とした上で「今年たくさんの方に知ってもらえたと思うんですけど、来年が勝負だと思うので今年はまだ序章。まだ全然満足していないので、来年さらに大きないい報告を届けられるように頑張りたいと思います」と力強く語りました。