青木宣親の引退に高津監督「努力、忍耐力、根性、人柄でここまで来た」さびしさを感じながらも…
この試合、現役ラストゲームとなった青木選手は2塁打を含む2安打。日米通算2730安打を記録し、相変わらず巧みなバットコントロールをこの試合でも披露。この姿に高津監督は、感慨深くなったと言います。
「打つシーンは何百、何千回と見てきたけど、全く変わっていないと思った。レフト前に打つのも、引っ張るのも。昔ほどお世辞にも動きがいいとは言えないけど、ボールに向かっていく姿勢は素晴らしいなと感じました。たくさんヒットを打って、バットマンのイメージはあるけど。そんな平坦な野球人生ではなかったと思う。『努力、忍耐力、根性、人柄』でここまで来たと思っている。引き続き人生を幸せに生きるために、その人間性をフルに発揮してほしい」
愛するヤクルトにすべてを出し切った青木選手。最後に高津監督は「きょうすべてを目の当たりにした若い選手たちは、明日から青木を目指して頑張ってほしい」と言葉を残しました。