プロ野球・ロッテの佐々木朗希投手が24日、契約更改を行い5000万円アップの推定8000万円でサインしました。

3年目の今季は4月に史上最年少で完全試合を達成、月間防御率0.90、3勝を挙げ3、4月の月間MVPを獲得。シーズン通しては20試合に先発登板し、防御率2.02、9勝4敗という成績を残しました。佐々木投手は「春先、いいスタートが切れましたけど、中盤に離脱だったり後半も成績が落ちてしまって結果的には悔しい1年だった」と振り返りました。

来季に向けては「（球団から）いい評価をしていただいて、来シーズンは貯金をたくさん作ってほしいと言われました。試合数は去年よりも5試合くらい多く投げたいです」と、来季は25試合登板を目標に掲げました。

今季のプロ野球界の顔だったと言っても過言ではない佐々木投手。印象に残っている試合を聞かれると意外な答えが返ってきました。それが後半戦、0-1で敗れた9月2日のオリックス戦でした。「あの時期、平均投球数も落ちてきて、苦しい時期に完投できたのはすごくうれしかったですし、来年はそういった試合を増やせるように」と語りました。

11月に行われた侍ジャパンとオーストラリア代表の強化試合では、先発登板し代表デビューも果たした佐々木投手。

来年3月に開催されるWBCのメンバー入りに関しては、「任されたところで全力で投げるだけなので、そのための準備をしたいなと思っています。現役のメジャーリーガーと一緒にプレーする機会は貴重だと思うので、何か自分のためになるように吸収できたらなと思っています」と意気込みを語りました。