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ドルーリー朱瑛里 過度な注目に自粛のお願い「精神的にも疲れることが多かった」大会も欠場発表

2023年2月4日 15:26
ドルーリー朱瑛里 過度な注目に自粛のお願い「精神的にも疲れることが多かった」大会も欠場発表
1月の晴れの国岡山駅伝でも多くの注目を浴びたドルーリー朱瑛里選手(写真:日刊スポーツ/アフロ)
1月の全国都道府県駅伝で17人抜きの快走を見せ、一躍脚光を浴びた陸上ドルーリー朱瑛里選手(中学3年生)が、5日に行われる「BIWAKOクロカン」の欠場を発表しました。報道陣や一部ファンの過度な注目に「とても不安を感じました」と欠場の理由もあかしました。

ドルーリー選手は1月15日の全国都道府県駅伝に岡山県代表として出場し、3区で17人抜き&区間新記録をマーク。1月29日に地元岡山で行われた「晴れの国岡山」駅伝でも3人抜き&区間新の快走を見せていました。

▽以下、ドルーリー朱瑛里選手のコメント全文

令和5年(2023年)2月5日に開催が予定されている琵琶湖クロカン(「BIWAKOクロカン2023」)を欠場する事を決めましたので、コメントをさせていただきます。

クロカンは走ったことがなく、挑戦したい気持ちで申し込みをしましたが、先日の晴れの国駅伝を経験して、報道の方々への対応や、周りの方々からの撮影や声かけの対処にとても不安を感じましたので、やむを得ず琵琶湖クロカンには出場しない決断をしました。

都道府県対抗駅伝後の環境の変化で、練習が以前のように自由にできなくなり、過度な報道で精神的にも疲れることが多かったです。自分が発言していないのに、学業や趣味など陸上以外の事も大きく報道されて戸惑いました。

一部の雑誌記者は近所や関係者に取材し、同級生の自宅も調べて取材に行ったようです。私のために、周りの方々に迷惑をかけることはしたくありません。過度な取材は今後控えていただきたいです。

YouTubeや TikTokには、たくさん私の動画が上がっています。応援の思いも込めて動画をアップしてくださっているのだと思います。気持ちはとても嬉しいのですが、私の肖像権を無視して動画等をインターネットに上げる行為はやめていただきたいです。また、収益目的で名前と画像等使用することもやめていただきたいです。今後もっと無断で撮影される事が増えていくのではないかと考えると、とても不安です。

高校生になっても、陸上は続けていきます。もっと記録を伸ばせるように、努力しようと思っています。私は可能な限り普通の生活をしながら、陸上を続けていくことを希望しています。そのため、報道の方々、応援してくれる皆さまには、もしどこかで見つけたとしても、動画を撮ったり、声かけは控えて欲しいです。そっと見守っていただけるとありがたいです。

琵琶湖クロカンの関係者の皆さまには、色々とご協力をお願いしていたにもかかわらず、急に出場を取りやめる形を取ってしまった事申し訳なく思っています。応援を予定してくださっていた方々にも、申し訳なく思っています。また、次のレースで活躍できるように頑張りますので、その時には影でそっと応援をしていただけたら嬉しいです。

ありがとうございました。

ドルーリー朱瑛里

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